コンプレックス

帰り道にあるお店で可愛い帽子を見つけたんで、ちょっと試しにかぶってみたんです。




でもね、わたし、忘れてたんです。





自分の頭がデカイとゆう事を…そして毛量がハンパなく多いとゆう事を……。




帽子、グイっとかぶってみたものの見事にグイっと浮かんでくる……


もう一度…


「グイ」

「…グイ」



ちょっと強めに…


「グイーー」

「……グイグイグイ」





もうこのグイグイの駆け引きに疲れきった私は遠い目をしながらお店を後に。。




この「頭デカイし毛量パネェ問題」は長年のコンプレックスでもあり、頭がデカイから髪が多いのか、髪が多いから頭がデカイのか、もうそんなことはどうでも良くなりつつあるのですが、たまーにこうゆう帽子の試着なんかの時に、私の心をグサグサメッタ刺しにしてくるのであります。



まぁただ「髪の毛多いね」と他人から言われる事は多々あっても

「頭デカイね」とはさすがに言われないのも事実で、


「頭デカイのよ…」とカミングアウトしても

「え?そう??」と意外そうな顔をされる。



ま、その理由もなんとなくわかっていて、コンプレックスはコンプレックスで隠れる…とでも言うのでしょうか……




その名も



「ナイスショルダー問題」




そう、わたし、肩幅が広く骨太でいかり肩なのです。


カバンがズレ落ちるなんて経験したことないし、


昔アルバイトの初日に上司から

「緊張してるの?リラックス!リラックス!肩の力抜いて抜いて!」と肩をポンと優しく叩かれ


(これ…自肩です……)

と密かに思いながらも、そんな上司の気持ちを裏切らないようにと肩をほんの少し下げながら仕事をした思い出や、



その肩幅の広さから

わたしが昔スイミングスクールに通ってた、とゆう記憶の改ざんをしてる友人もいたり

(習い事は習字しかしてない…)




「今度クロール教えてや」と今だに言ってくる親友もいる。

(いや、だから、スイミング通ってねーから!!)




そんなナイスなショルダーの目の錯覚?からか頭の大きさが目立ってないのではないか……?



そんな気がしてます。




ちなみに自分の見た目3大コンプレックスのあと一つは




「膝下ビビるくらい太短い問題」


これはもうそのままです、膝下がとにかく短いし太い。



そのおかげで一生懸命テキパキ動いてたとしても

「フフ…体型と動きがコミカルやな」とよく鼻で笑われます。



頭デカくて肩幅広いのに身長は150センチ代で膝下太短い……そらコミカルな仕上がりになりますわなー。



まぁ全身コンプレックスだらけなのですが、そのコンプレックスで皆が笑ってくれるのであれば良しとしようかと……。


ただやっぱり可愛い帽子をすんなりとかぶってはみたい。永遠の憧れかなー。