カタコトのポジティブ

職場の台湾人の女の子とお昼休憩に喋ってて

…まぁ彼女カタコトなんですけど



「ハロウィンの日は仮装とかしたの?パーティーとかしたの?」って聞くと


「ソノヒ、ワタシ、シゴトー!!ザンネン……」との事。



「ナニシテマシタカ?」って聞かれ



「わたし…何もしてないよー。仮装もパーティーもしてない。何もないよー、あ、彼氏とご飯食べただけー」


(ハロウィンやからってなーんもないよー…浮かれる事なんもないわー……)なんてため息混じりで鼻の穴膨らませながら答えたら




「オー!カレシトデート!?

ソレモ、シアワセ!!!

トッテモ、シアワセー!!」って満面の笑みで彼女が言った。




なんだろうか。

なんかそのカタコト具合とポジティブな言葉でわたしのヤサぐれてた心がホロホロ〜〜っとほどけたような。



「……うん、そうやんね!それも幸せよね!!うん!ありがとう!!」って言いながらなんか泣きそうになってるわたし。

(情緒大丈夫か?)



キラキラの満面の笑みでそんなステキな事言う!?



確かに、ハロウィンでパーティーとかしてるのも人生楽しんでる感じがして羨ましいけど、好きな人とラーメンすすってる…って事も、それはそれで幸せ、ね!



タコトの言葉のパワー凄いね。




そんな彼女、いつもニコニコ楽しそうにしてる。


お昼の賄い食べてる時は一番幸せそうで、いつも

「マイニチ、オイシー!」って

てんこ盛りのご飯食べてる。



職場にはその彼女と、もう1人台湾人の女の子がいて


その子もいつも幸せそうに賄い食べては「ゴハンのトキ、イチバン、シアワセ〜!!」って毎日言うてる。



それを

「食べる事しか興味ないねんこの子……もっと他に好きな事とかやりたい事とかないんかなぁ?ニュースとかも見ないみたいやし……」と嘆いてるお世話役のおばちゃん。




ん?食べる事しか興味ない…って別に悪い事じゃないし、それで良くない?

それでこんだけ幸せそうにしてるんやから、もうそれで十分じゃない?

毎日楽しくニコニコ過ごしてる以外に大事な事ってそんなにないような気がするけど………



と最近思うようになってきた。



彼女たちから「幸せ」について日々学ばせてもらってるなー。


アリガトネー。